節分じゃないですか? ちょっと調べてみました。
「節分」とは「季節を分ける」という意味があります。
季節を分ける日は一年間に4回あり、春夏秋冬それぞれに始まりの日が決められています。
春は「立春」夏は「立夏」秋は「立秋」冬は「立冬」。
この春夏秋冬それぞれが始まる日の前日を「節分」といいます。
節分の豆まきは、中国から伝わった風習で、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、その鬼を追い払う儀式として宮中で初めて行われました。
その後、冬から春になる時期を一年の境目とし、「立春」は新年を迎えるのと同じくらい大事な日として重要視され、豆をまいて鬼を追い払う行事として庶民にも定着したそうです。
立春はその年によって変わりますので節分も変わります。
2018年の節分は2月3日だそうです。
節分と言えば豆まきですが、それではなぜ大豆を使うのでしょうか。
日本では古来より穀物や果実には「邪気を払う霊力」があると考えられていました。
大豆も五穀のひとつで穀霊が宿るとされており、米に次いで神事に用いられてきました。
豆まきに使用される理由は諸説あり、米よりも粒が大きい為、穀霊で悪霊を祓うのに最適なことや、大豆を鬼の目に投げつけて退治したという伝説が始まりとも言われています。
また、鬼の目を表す魔目(まめ)にぶつけて魔を滅する(魔滅)などの語呂合わせも合わさり鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味が込められています。
ちなみに、豆まき用の豆を「福豆」といいますが、これは升に入れて神棚に供えるのが本来のしきたりです。「升」は「力が増す」に通じて縁起が良いとされています。
まき終えたら、それぞれ数え年の数だけ豆を食べて鬼退治は終了です。
春とは言ってもまだまだ寒い日が続いていますが、寒さに負けずに頑張りましょう。
当社でも節分をイメージしたデザインの袋を製造させていただいています。
オリジナルデザイン、ちょっと変わった袋など。。。
どうぞお気軽にお問い合わせください。(口)