春、4月!!

4月と言えば、入学・進級、入社など新たなスタートの月ですね。新たな環境で生活を始められる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。また、今年は全国的に早いようですが桜が満開の時期でもありますね。プロ野球も始まり、競馬もG1シーズンに突入と行楽・レジャーには非常に良い季節かと思います。

 

だけど…

しかし…

私にとってこの時期は、とても辛いのであります。

そう…花粉症なのです!!

目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまり等、非常につらい季節なのです。

私の場合、鼻が詰まって夜中に目が覚める、感覚が無いのにいきなり鼻水が出る、そして目がかゆい、鼻の奥がかゆい、耳の穴がかゆいといった症状に悩まされております。

調べたところによると国民の約3人に1人が花粉症とのこと。そのうちの7割以上の人がスギ花粉症だそうです。その他ヒノキやブタクサ、ヨモギなどでも花粉症になる人がいるようです。

3人に1人って、ものすごい数ですよね?もはや国民病といっても過言ではないでしょう。

 

というわけで、 花粉症について簡単に調べてみました!

 

花粉症とはいわゆるアレルギーであり、体内に花粉が入って来たことに対する異物(免疫)反応だそうです。誰もがなる訳ではなく、花粉に対するアレルギーを持っていない人は花粉症にならないそうです(うらやましい)。また、アレルギーを持っている人でも、人それぞれの許容量があり、それを超えるとこれ以上体内に入ってこないよう、涙、くしゃみや鼻水などの症状がでるとのこと。

ちなみに私は中学生の頃からすでに症状が出ていた記憶があるので、許容量が人一倍少なかったのでしょう。残念です。

 

さてこの花粉症、治るのでしょうか?

いろいろ調べてみましたが、医学的には完全に治るということは非常に難しいとのことだそうです。ただし症状には個人差があるので、その年の花粉の量やその時の体調などによって、症状が軽かったり重かったりするようです。

治ったかな?と思う人は、免疫力が上がるなどで、体内環境が整ってきて症状が出にくくなっているのかもしれませんね。最近ではヨーグルトが効果的!などと言われていますね(私は嫌いなので食べませんけど)。

 

では完治しないのであれば、元を断てばいいじゃないかと思いますよね。こんなに花粉症の人がたくさんいるのに、なんでスギやヒノキを切らないんだ!と思っている方もたくさんいらっしゃると思います。そこで、さらに調べてみました!(全部ネットですけど)

 

スギの木はそもそも戦後の木材不足解消のため、大量に植えられていきました。スギの木は他と比べて早く成長するといった理由からのようです。しかしその後、海外から安価な木材が輸入されるようになり、国産スギの需要が少なくなってきました。結果、大きく成長したスギの木が今日まで残っているといったところが現状のようです。

じゃあ、家具や家づくりに使えばいいじゃないかと思いますが、今となってはあまり木材としての価値がないとのことです。切っても使い道が無く、処分に困るからそのままにされているなんて…。

 

ただ、花粉の少ないスギへの植え替えは少しずつですが、行われているようです。東京都では10年くらい前から「花粉の少ない森づくり運動」なるものがあり、花粉の少ない森づくり募金もおこなわれているとのこと!この募金はスギの木の伐採、花粉の少ない木への植え替え費用に充てられるようです。いやあ、知らなかった!募金しようかな。これによって症状が軽くなるようなら、喜んで募金する人たくさんいると思いますよ。

しかしながら、東京都の多摩地域(東京都の西部にある森林地域)にある樹齢30年以上スギの木を対象に植え替えを行っているとのことですが、一度に大量の植え替えが出来ないため、効果が出るまであと30年~50年くらいかかるとのこと…。

どうやら私の生涯の中では間に合わないようです。

 

また、東京都だけでなく国としても対策を講じているようです。そういえば昨年いろいろと話題を振りまいた?希望の党の政策の「12のゼロをめざす」の中に花粉症ゼロも入っていました。ただしその他のゼロには電柱ゼロ、待機児童ゼロ、満員電車ゼロ等、一朝一夕でいかないものが多く、あくまで目標といった感じですが。

話が逸れましたが、政党も目標に掲げるくらい社会的問題?の花粉症。一日でも早く、そして少しでも花粉が減る世の中になればいいですね。(田)

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