2017年といえば・・・、やはり豪雨や長雨による日照不足、それに台風被害といった自然災害がまず浮かびます。
農業資材を多く取り扱わせていただいている弊社も多大な影響を受けました。
7月には九州北部で豪雨災害が発生し、農地が流されるなどの被害があり、亡くなられた方もいらっしゃいました。
また、関東地方を中心として夏場には長雨による日照不足が発生。
ニュースでは、プールやホテルなどのレジャー産業の不振がメインに取り上げられていました。また、目立ったところでは、アイスクリームやビールなどの売上不振、夏物衣料の販売不振もありました。
また、消費者が外出を控えたことによる理容業界の不振などもあったみたいです。そして、弊社に関係あるところで言うと、様々な商品の原産地や加工を行う地域での影響がありました。
ただ、その中でも米や大豆加工品などは売上を伸ばしており、消費者の動向が如実に表れる結果となっています。
レタス、キャベツやトマト、キュウリといった野菜が例年にも増して不作となったことにより、価格が高騰し、流通量が減少したことは、弊社の年間計画を変更せざるをえないほどの影響がありました。
毎年繰り返す異常気象ですが、もはやこうなれば”異常”ではなくなってきています。少ない日照時間でも強く育つ作物の研究など、日本の研究開発力に期待してしまいます。(髙)