グラビア印刷について

弊社、製造製品についてフィルムの印刷は欠かせません。
その印刷についての手法と技術をご紹介したいと思います。

主に印刷の手法は「グラビア印刷」になります。


「版」は凹版を用い、シリンダーに溝を刻み、窪んだ溝にインクを付着させ、
それをフィルムに転写していきます。


図A→シリンダー断面による、溝
図B→溝に、M(マゼンタ色)インクが入り
図C→シリンダーが回り、フィルムにインクが転写されます。

またC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)のインクを順にかけあわせて、写真、イラスト、文字を表現していきます。

また技術の進歩にて下記のような内容と、目的があります。

【旧式で中精度で安価】
●昔ながらの方式で、複数の色合わせが難しいため特色(減色数)で運用。

【説明】
①版(シリンダー)が直接「インキ皿」に浸かり、インクをくみ取りながら回る
②ドクターにより、版の溝以外のインクをこそげとる。
③圧胴により、フィルムに圧をかけ、版にインクを転写していく。

 

【新式で髙精度で高価】
●新しい技術を用いる事で、小さい文字での潰れカスレが少なく、
写真などの色表現を得意とします。

【説明】
①版(シリンダー)は直接「インキ皿」に浸からず、「ファニッシャーロール」が間接的にインクをくみ取り、均一にインクを「版」に転写していきます。
②ドクターにより、版の溝以外のインクをこそげとる。
③圧胴により、フィルムに圧をかけ、版にインクを転写していく。
④乾燥機の設置位置、大きさなどにより、印刷速度の向上。

印刷機の性能も大事ですが、データの作成方法、版の彫り方、彫る深さ等いろいろな要素が合わさって印刷をしています。

このような、印刷機の特徴を用いお客様の要望に応えながら、印刷の手段を選定しています。詳しい内容のご説明には弊社担当営業にお問い合わせください。(心)

ノントレイパック

梅雨もあけて、いよいよ夏本番!!

今年の梅雨は九州で豪雨災害があり、被災された方々には心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

さて、夏といえば水分をたっぷりと蓄えた夏野菜たち。
その中でも、トマトはビタミンEの約100倍の抗酸化力を持つといわれるリコピンを多く含み、がんの予防や美白などに効果があるとされています。

最近では、糖度の高いトマトの開発も進み、より親しみやすくなっています。

弊社では、トマトのディスプレイ効果を高めるとともに、使用後の分別にも配慮した『ノントレイパック』をおススメしております。

『ノントレイパック』はすべて防曇OPPによるフィルム包装ですので、全面印刷による商品アピールも可能です。

新しいコンセプトの『ノントレイパック』を利用して、売り場において自慢のトマトのより効果的なアピールにお役立て下さい。(髙)

『ノントレイパック』の詳しい説明はコチラ

高校・中学新卒者の求人が始まりました

弊社でも若い才能を求めて、本年度より高卒の求人募集を始めました。

超高齢社会における企業の従業員構成が弊社にも当てはまっており、中長期視点に立った次世代育成策を本腰を入れて取り組まなければなりません。

いくら優れた技術を持っていても、それを受け継いでいく者がいなければ、企業の永続発展は望めません。

 

ただ、大阪府の高校新卒者の求人倍率は1.75倍、求人数は前年比13.3%増となっており、かなりの売り手市場となっています。

求職者にとって魅力的な企業となるだけではなく、現在の従業員にとっても働きやすい職場作りに取り組まなければならないと痛感しております。(髙)