みかん畑の思い出

弊社のような青果物の包材を扱う会社で仕事をしていると、季節を感じさせてくれる商品が多数あります。

旬の果物や野菜、七五三やクリスマスなどのイベント等の商品が多く製造されています。

先日は、みかんの袋の製造がありました。

田舎で育った私は、幼少のころ、よく友達と他人のみかん畑で遊んでいました。

そのとき一度だけ畑の主人に見つかったことがありました。

怒られると思ったのですが、畑の主人は、袋をくれて「好きなだけみかんを持って帰ってもいいよ」と言ってくれました。

また、みかんを頂きながら少し話しこんだのですが、『自分の代で、このみかん畑も終わってしまう』と嘆かれていました。

現在の日本では後継者不足に悩む農家さんが多いようです。

今の子供たちにも私を同じような思い出を作ってほしいものです。

そのために、少しでも商品価値を高めていける商品を製造して、農業の魅力の向上に微力でも携わっていければと思います。(野)

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